Grand Ledgeで初めて外岩を経験したあと、次に向かったのはカナダのRattlesnake Point West Cliffでした。外岩は2回目。でも今回は、パスポートを持って国境を越える外岩です。Matthewは用事があり不参加。HiroとMokaが、9人のグループに混ざって参加しました。
Hiro: ヒロ次の外岩、カナダに行くことになったよ



え、外岩に行くのにパスポートいるの?



そう。クライミングシューズ、ハーネス、ヘルメット、水、パスポート



だいぶ遠征感あるね
この記事では、40代からクライミングを始めたHiroが、Mokaと一緒にカナダのRattlesnake Point West Cliffへ行った体験を書きます。
外岩2回目は、まさかのカナダ
前回のGrand Ledgeでは、経験者のTさんに連れて行ってもらい、トップロープの設置も案内もほとんど任せきりでした。岩場まで歩き、ロープをセットしてもらい、トップロープで登る。それでも、初めて外岩に触れた一日はとても大きかったです。


そんなTさんから、次は「ちょっと遠くの外岩まで」行ってみようと誘われました。そして、送られてきた計画書を見て、まず目に入ったのは持ち物でした。クライミングシューズ。ハーネス。ビレイ器具。ヘルメット。水。チョーク。パスポート。外岩に行く持ち物リストにパスポートが入っているだけで、かなり不思議な感じがしました。
目的地は、Rattlesnake Point Conservation Area。カナダ・オンタリオ州のMiltonにある岩場です。ミシガンから車で向かい、国境を越えて、Rattlesnake Parkingに集合。そこから岩場へ歩いていく計画でした。
今回は、朝から車を走らせ、国境を越えて、カナダの岩場に向かいました。同じクライミングでも、始まる前からだいぶ違いました。ミシガンから、カナダとの国境の橋を渡ります。外岩2回目にして、ちょっとした遠征になりました。


Rattlesnake Point West Cliffに到着
Rattlesnake Point West Cliffに着くと、Grand Ledgeとはまた違う雰囲気でした。


Grand Ledgeは、川沿いの岩場でしたが、Rattlesnake Pointは、もう少し整備された公園の中に、岩場がある感じです。今回は2回目の外岩ですが、雰囲気が毎回変わるのは面白いですね。岩場全体を見ると、ジムとは違うスケール感があります。
それぞれ、ローカルのルールがあるのはどこの岩場も同じかと思います。必ず、事前に禁止事項や注意事項を読みましょう。


外岩は自己責任の遊びです。その場所のルールを守り、一緒に行く人たちの判断を聞きながら、自分で納得できる範囲で登る必要があります。こういう表示を見ると、ジムとは違う場所に来ている実感があります。
ホールドが見えない、ルートも読めない
当然ですが、ジムでは、ルートは色で分かれています。赤なら赤。青なら青。同じ色をたどれば、次に持つホールドが見えます。でも外岩には、それがありません。
Grand Ledgeでも同じことを感じましたが、Rattlesnake Pointでも、やっぱり同じでした。どこを持てばいいのか。どこに足を置けばいいのか。次にどちらへ体を動かせばいいのか。
岩には、持てそうなところがたくさんありますが、触ってみると悪い。足を置けそうに見えるところもあります。
でも、乗ってみると滑る。ジムで登っているときの「次はあそこ」という感覚が、外岩ではかなり薄くなり、その分、体力の消耗が激しいです。


外岩2回目だから、少し慣れているはず。そう思いたいところですが、登り始めると普通に初心者に戻ります。ジムで登れるグレードと、外岩で感じる難しさは、やっぱり違いました。
Mokaは思ったより自然に入っていく
Mokaは、こういう場に入るのが思ったより自然です。親が思っているほど、本人は構えていないようにも見えました。


たぶん、外岩で子どもと一緒にいる親は、少し口数が増えます。ジムでも同じようなことを言っているはずなのに、外岩だと声をかける回数が増える。それは、自分が外岩に慣れていないからでもあります。Mokaは楽しそうに見える。でも下で見ている親は、けっこう緊張している。その差が、親子で外岩に行くときの面白いところでもありました。


岩場から見える景色。ジムでは味わえない気持ちよさがありました。
初めてリードにも少し挑戦した
今回、HiroもMokaも、外岩で初めてリードに挑戦しました。ジムでは、講習とテストを受けた後に登ることを許されますが、外岩では、すべて自己責任です。許可する人も、拒否する人もいません。


簡単な課題をトップロープで登った後に、同じ課題を今度はリードで、教えてもらいながら登ることができました。このときは、まだ何もかもが初めてで、そもそも怖さもわかっていない状況でしたが、これがきっかけで、のちにジムでもリードクライミングに挑戦していくことになります。Mokaに挑戦する機会を与えることができたのが、何よりの収穫でした。
帰り道も、外岩遠征だった
クライミングが終わるころには、かなり疲れていました。外岩は、登っている時間だけが疲れるわけではありません。
朝から移動する。国境を越える。岩場まで歩く。順番を待つ。他の人の登りを見る。自分も登る。Mokaの様子も見る。また車で帰る。外岩に行って、アメリカへ戻ってくるという不思議な一日でした。


まとめ:2回目の外岩は、カナダ遠征だった
2回目の外岩は、カナダのRattlesnake Point West Cliffでした。Grand Ledgeで初めて外岩を経験したあとだったので、少しは慣れているつもりでした。でも、パスポートを持って国境を越え、別の岩場に立ってみると、外岩はやっぱり場所ごとにまったく違うものだと感じました。
ジムのように色分けされたホールドはなく、どこを持つのか、どこに足を置くのかを自分で探す外岩は、2回目でも十分に難しかったです。初めて外岩でリードにも少し挑戦しました。怖さもありましたが、Mokaにも挑戦する機会を作れたことは、大きな収穫でした。


