クライミングシューズに靴下は履く?日本とアメリカのジムで感じた違い

クライミングシューズを履くとき、靴下を履くのか、素足で履くのか。皆さんはどちらでしょうか?私は、最初はあまり気にしていませんでした。日本でレンタルシューズを履いていたころは、靴下を履くのが普通だと思っていたからです。

アメリカのジムに通うようになって、少し驚きました。周りを見ると、クライミングシューズを素足で履いている人がかなり多いように見えました。 レスト中にシューズを脱いでいる人を見ても、素足の人が目立ちます。

Hiro: ヒロ

クライミングシューズって、靴下履くものだと思ってたんだけど

Matthew: マシュ

日本では普通に履いてたよ。レンタルシューズだったし

Hiro: ヒロ

アメリカのジムだと、素足の人が多いんだよね

この記事では、わが家が日本とアメリカのジムを見ながら感じた、クライミングシューズと靴下の話を書いてみます。 

目次

日本では、靴下ありに違和感がなかった

日本でクライミングを始めたころ、レンタルシューズを履くときに靴下を履くのは、ごく自然なことでした。特に初心者や家族連れだと、共有のレンタルシューズを素足で履くことに少し抵抗があります。

清潔感の問題もありますし、普段の靴文化としても、知らない人が履いた靴を素足で履く感覚はあまりなじみません。それに、初心者のころはシューズのサイズ感もよく分かりません。少し緩いレンタルシューズでも、靴下を履くことで多少フィット感が調整できます。

だから、日本で始めた自分にとっては、「クライミングシューズには靴下を履く」というのが普通だと思っていました。もちろん、日本にも素足でクライミングシューズを履く人がいることは知っていますが、日本のジムでは、靴下を履く人もかなり多いイメージでした。 

アメリカのジムでは、素足派が多く見えた

一方で、アメリカのジムに行くようになってからは、少し印象が変わりました。マイシューズを持っている人は、素足で履いている人がかなり多いように見えます。

たしかに、タイトなシューズに靴下を履くと、きつくなります。足裏の感覚も少し鈍くなるかもしれません。クライミングシューズを「足の感覚を岩やホールドに伝える道具」と考えると、素足で履きたくなる気持ちも分かります。

日本では、清潔感や共有物への感覚が強い。アメリカでは、「クライミングシューズは素足で履くもの」という雰囲気がある。どちらが正しいというより、文化差に近いものだと感じました。

家族の中でも答えは分かれた

面白いのは、わが家の中でも答えが分かれていることです。Hiroは、今も靴下を履いています。Matthewも靴下あり。日本で始めたときの感覚がそのまま残っているのかもしれません。一方で、娘のMokaは素足で、シューズのフィット感や足裏の感覚を優先しているように見えます。

Hiro: ヒロ

Mokaは素足なんだよね

Matthew: マシュ

シューズの感覚を大事にしているのかもね

同じ家族で、同じジムに通っていても、靴下を履くかどうかは分かれます。それくらい、これは正解が一つではない話なのだと思います。

Hiroは今も靴下あり

自分は、清潔感や汗の不快感を考えると、靴下を履いて登る方が好きです。 

クライミングシューズは、基本的に洗いやすいものではありません。ジムで何本も登ると、足も汗をかきます。素足で履いた方が感覚は良いのかもしれません。でも、自分の場合は、汗やにおいが気になるので、靴下を履くようにしています。ただし、普通の厚い靴下を履くと、シューズがきつくなったり、感覚がわかりにくくなるのも確かです。そこで、私が使っているのが、日本ブランド「PER-ADRA(ペルアドラ)」のクライミングソックスです。

PER-ADRAは、日本のクライミングブランドです。クライミングシューズだけでなく、クライミング用のソックスも出しています。普通の靴下よりも薄手で、クライミングシューズを履くときにも引っかかりがなく、また、シューズの中でもごわつきにくく、つま先の感覚も分かりやすいです。 

日本のジムでは、クライミングシューズ売り場でクライミングソックスを売っていますが、私が行ったことのあるアメリカのジムでは、クライミング用の靴下を売っているのを見たことがありません。ですので、アメリカで生活を始める際に、後から来る妻に依頼して、日本から3セット持ってきてもらうくらい気に入っています。耐久性も高いですが、私は3足をローテーションして使っています。

ちなみに、いつも行っているアメリカのジムで「これ、日本で売ってるクライミング専用の靴下なんだよ」って自慢できます。

靴下は履きたい。でも、シューズのフィット感はなるべく邪魔したくない。その中間として、クライミング用ソックスはかなり使いやすいと感じています。

靴下あり派には、専用ソックスという選択肢もある

普段から素足で履く人から見ると、靴下を履く意味はあまりないのかもしれません。

でも、レンタルシューズから始めた人。素足でシューズを履くことに抵抗がある人。汗やにおいが気になる人。家族でジムに通っていて、清潔感を大事にしたい人。そういう人にとっては、靴下ありはかなり自然な選択だと思います。そして、靴下を履くなら、厚い普段用の靴下よりも、クライミングシューズ用に作られた薄手のソックスの方が使いやすいです。

靴下ありでも、におい対策は必要

靴下を履いているからといって、クライミングシューズのにおい問題が完全になくなるわけではありません。特に、素足で登る人の多いアメリカでは、正直に言って、周りの人のクライミングシューズのにおいが気になることも多いです。ほんとに、、、日本のジムの清潔感はすごい!

クライミングシューズは、ジムで何本も登るうちに、どうしても汗や湿気がこもります。 しかも、普通のスニーカーのように気軽に洗えるものでもありません。Hiroの場合は、PER-ADRAのクライミングソックスを履きつつ、シューズのにおい対策として、Gran’s Remedyも使っています。 

Hiro: ヒロ

色々試したんだけど、におい対策は結局コレ。一番効きました。

Gran’s Remedyは、靴の中に少量を振り入れて使うタイプの消臭パウダーです。 汗をかきやすく、においがこもりやすいシューズには相性がよいと感じています。素足ではなく靴下ありで履いていても、シューズ自体のにおいは少しずつ出てきます。だから、靴下と消臭パウダーを組み合わせることで、かなり気持ちよく使い続けられています。

自分の場合は、「靴下を履く」「使ったあとは乾かす」「必要に応じてGran’s Remedyを使う」というくらいのゆるい対策で、クライミングシューズの不快感を減らしています。

正解よりも、気持ちよく続けられること

クライミングシューズに靴下を履くかどうか。

最初は小さな疑問でした。

でも、日本とアメリカのジムを見ていると、意外と文化の違いが出るところでもあります。

日本では靴下ありに違和感がない。
アメリカでは素足派が多い。
家族の中でも、HiroとMatthewは靴下あり、Mokaは靴下なし。

結局、正解は一つではありません。

大事なのは、自分の足に合っているか。
シューズのフィット感を邪魔しすぎないか。
そして、気持ちよく続けられるか。

40代から始めるクライミングでは、無理に上級者っぽい履き方に寄せる必要はないと思っています。

自分は今のところ、靴下あり。
そして、クライミング用ソックスを履くことで、清潔感とフィット感のバランスを取っています。

安全面やジムでのルールに関わることは、必ず各ジムの講習、スタッフの指示、公式ルールに従ってください。
シューズや靴下の選び方も、痛みが強い場合は無理せず、スタッフやショップに相談するのが安心です。

自分が気持ちよく登れる形で、無理せず続けていければ、それでいいのだと思います。

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