日本のクライミングジム訪問記:クライミングジムアソボルに行ってみた

1年に1回程度、家族全員で一時的に日本に帰国するようにしています。今回は、子どもたちの夏休みを利用して日本に一時帰国し、私の実家からアクセスしやすいクライミングジムに行ってみることにしました。訪れたのはクライミングジム アソボル。2024年にオープンした、比較的新しいクライミングジムです。

クライミングジム アソボル
クライミングジム アソボル 静岡市清水にNEWオープン! 静岡市清水区長崎に2024年8月NEWオープン!初心者、おひとり様、家族、みんなでボルダリングを楽しみませんか? 静岡でボルダリングするならクライミングジム アソボルへ...
Matthew: マシュ

Mokaが日本のジムで登りたがっているから、Hiroの実家の近くで探してみたよ

Hiro: ヒロ

日本のクライミングジムの雰囲気も独特で楽しいよね

Matthew: マシュ

Mokaは最近、誰かに教えてもらうっていう機会がなかったので、パーソナルレッスンを楽しみにしているよ

アソボルでは個人レッスンを受け付けているのが魅力。娘のMokaは、久しぶりの日本のボルダリングジムでレッスンを受けられるのをとても楽しみにしていました。

目次

日本のジムで多く見られる「まぶし壁」

アメリカで主流なカラーセット・ラインセット

アメリカで一般的なジムでは、日本で「ラインセット」と呼ばれる壁のスタイルが主流。同じ色のホールドを使って登る課題です。「カラーセット課題」や「ラインセット課題」と呼ばれています。見た目がスッキリしていて、どのホールドを使うかがひと目で分かります。しかし、日本の限られたスペースでは「すぐに登り切ってしまい飽きる」という欠点があります。

色々な楽しみ方ができる、日本の「まぶし壁のテープ課題」

日本のジムでも、ラインセット課題があるジムもありますが、アメリカのジムよりも床面積の制約があり、場所を有効活用できる「まぶし壁」と呼ばれる壁の形式があります。様々なホールドが1つの壁に高密度で配置されていて、同じ色のテープや番号を辿って課題が作られています。このような課題は「テープ課題」と呼ばれます。

まぶし壁のテープ課題の例。赤丸は、オレンジ色のテープで14という番号が貼り付けられている

私が初めて登ったのもこの種類の壁。密集した中から指定のテープを探して登るので、オブザベーション力が磨かれます。また、ホールドを組み合わせて独自の課題を作れるのも、まぶし壁の楽しみ方。娘のMokaと一緒に、独自の課題を作りながら登る事もできます。

実際に登ってみるとこんな感じです。中盤でどういう登り方をしたら良いか迷っていますね。

ジムにいたMokaと同年代の日本のクライマーは、まぶし課題に慣れているようで、この「見切り」や「ムーブの構築」が抜群に上手い印象でした。

日本のクライマーの強さって、もしかしたらまぶし壁にあるのかもしれません。

Mokaのこのトライでは、最後のホールドを保持できず、完登とはなりませんでした

日本で殆どボルダリング経験がないMatthewは、まぶし壁のオブザベに苦労していました。

Matthew: マシュ

途中で忘れちゃうんだよね(笑)

Hiro: ヒロ

登る前にじっくりオブザベーションするのも練習になるよね。

日本の段級システム

アメリカと日本の違いに、グレーディングがあります。日本では、段級システムが採用されており、アメリカで採用されているVグレードシステムとは異なります。

Hiro: ヒロ

Mokaと私はアメリカではV5グレードなら登れる感じ

Matthew: マシュ

私はV3かV4かな。これって日本でいうと何級なのかな?

参考までに、段級グレードとVグレードのおおよその対応は以下のとおりです。

Vグレード段級グレード
10級
9級
8級
7級
V06級
V15級
V24級
V3 / V43級
V4 / V52級
V5 / V61級
V7初段
V8 / V9二段
V10 / V11三段
V12 / V13四段
V14 / V15五段
V16六段
V17七段
https://www.poznen.net/entry/bouldering-training-grade-table を参考に再編
Hiro: ヒロ

経験上、日本のジムによって相当ばらつくので、あまり当てにならないかも。

プライベートレッスン

Mokaは、楽しみにしていたプライベートレッスンを2時間受けました。いつも行っているアメリカのジムでは、大人用の課題は、距離が遠いことが多く、諦めてしまうことがありました。そこで、彼女が課題と感じていた「距離を出す」方法を教えてもらったそうです。講師の方の教え方がとても楽しく、また、的確だったようで、「とても楽しかったのでまた受けたい」とのことでした。

Hiro: ヒロ

ちなみに、静岡といえば、さわやかのハンバーグと、海の幸は外せません。日本のご飯が美味し過ぎて体重が増えまくったので、また痩せなきゃ。

まとめ

今回、久しぶりに日本のクライミングジムで登ってみて、アメリカのジムとはまた違った楽しさを感じました。特に印象に残ったのは、たくさんのホールドの中から使うものを探す「まぶし壁」。普段ラインセットの課題を登ることが多いMokaやMatthewにとっても、新鮮な体験になりました。

Mokaは楽しみにしていたプライベートレッスンも受け、自分が苦手としていた「距離を出す」登り方を教えてもらうことができました。同じボルダリングでも、ジムが変わると課題の作り方やグレード、雰囲気もかなり違います。日本へ帰ったときに、こうして家族で普段とは違うジムを訪ねてみるのも楽しいなと感じました。

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